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頚椎人工椎間板置換術について

 品川志匠会病院では、2020年4月より頚椎人工椎間板置換術を開始しており、2022年3月までの2年間で61件の頚椎人工椎間板置換術を行っております。

頚椎人工椎間板置換術は前方固定術同様、頚椎椎間板ヘルニアや頚椎症性神経根症に用いられる新しい術式です。従来の前方固定術(固定の際に金属(チタン)使用)との違いは、可動性を保持するインプラントを使用する事で、手術箇所上下の椎間板への負担を軽減し、隣接椎間障害の確率を下げるメリットがあります。

ただし、頚椎人工椎間板置換術をご希望されても、適応症は限られているため全ての患者さんに当術式を行えるわけではありません。

 

従来の前方固定術と頚椎人工椎間板置換術との違い

従来の前方固定術(前屈)

従来の固定術(後屈)

従来の固定術では、固定器具によって首の可動域に、制限がありました。
また、隣接椎間にも負荷がかかることにより、将来的に他椎間においても手術が必要となるリスクがありました。

人工椎間板置換術(前屈)

人工椎間板置換術(後屈)

頚椎人工椎間板置換術では、置換した人工椎間板に可動性があるため、首の可動域を広く確保する事が出来ます。また、隣接椎間への影響も少なくなっています。