首(頚)が痛い 其の2
掲載日 : 2025/08/05
スマホ首?肩こり?――実はそれ、脊椎の病気かもしれません
「たかが首こり」と放置していませんか?
最近、こんなことを感じることはありませんか?
- 朝から首や肩が重くてつらい
- デスクワーク後、手がしびれる
- 頭痛や吐き気を感じることが増えた
- 肩甲骨の内側がジンジン痛む
- 寝ても疲れが取れない
これらの症状、「ストレートネック」や「スマホ首」と言われる姿勢の問題だけではなく、脊椎(首の骨)に関わる神経の圧迫が原因になっている場合があります。
◆20〜40代でも要注意!首からくる神経のトラブルとは?
頚椎(けいつい)と呼ばれる首の骨の間には椎間板(ついかんばん)があります。
仕事中の姿勢の悪さや長時間のスマホ使用で、この椎間板が変形したり飛び出したりして神経を圧迫する「頚椎椎間板ヘルニア」などを引き起こすことも。
症状が悪化すると、
- 手や腕にしびれが出る
- ペンがうまく持てない、タイピングがしにくい
- 肩こりが常に続く
- 軽く動いただけでめまいやふらつきが出る
…など、日常生活や仕事のパフォーマンスに影響が出てくることもあります。
◆放っておくと将来的に大きな障害になることも
若いうちは体力でカバーできてしまうことも多く、「まあそのうち治るかな」と放置されがちです。
でも、脊椎の問題は進行することがあり、放っておくと手術が必要になるケースもあります。
- 「まだ若いから大丈夫」
- 「忙しくて病院に行けない」
- 「整体で何とかしている」
そんな方こそ、一度きちんと専門医に診てもらうことをおすすめします。
◆当院でできること
当院では、脊椎(首・背骨・腰)の専門医が診療を担当。
MRIや神経検査を用いて、一般の整形外科では見逃されがちなトラブルまでしっかり確認します。
- レントゲンでは異常がなかった方
- 他院で原因がはっきりしなかった方
- 痛み止めに頼らず根本的に治したい方
ご自身の体を大切にするためにも、“自分の状態を正確に知ること”が第一歩です。
「いつか」ではなく「今」向き合うことで、10年後の自分がラクになります。
まずは気軽にご相談ください。