コラム

 頚椎後縦靭帯骨化症(OPLL)

掲載日 : 2025/08/08

首の痛みやしびれ、それ、後縦靭帯骨化症かもしれません

「最近、首が痛む」「手足がしびれる」「転びやすくなった」──こうした症状、年齢のせいとあきらめていませんか?
もしかすると、それは後縦靭帯骨化症(OPLL)という、首の骨(頚椎)の中で起きる病気かもしれません。

後縦靭帯骨化症とは?

背骨の中には「靭帯(じんたい)」という組織があり、これが骨のように固くなる(骨化する)ことで、神経を圧迫してしまう病気です。
とくに頚椎(けいつい:首の骨)で起こることが多く、首の痛み、手足のしびれ、歩行障害、排尿障害など、進行すると生活の質(QOL)を著しく低下させてしまう恐れがあります。

◆ OPLLは進行することも。早期発見・早期治療がカギです。

初期症状はごく軽いため、「疲れかな」「歳のせいかな」と放置されがちですが、後縦靭帯骨化症は時間とともに進行することがあります。
進行してからでは、手術もより複雑になることがあるため、早めの専門診断が重要です。

一般整形外科では見逃されることも。脊椎専門医の診断を。

一般的な整形外科では、後縦靭帯骨化症が見過ごされることがあります。
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専門の設備と経験を持つ「脊椎手術専門病院」**であれば、精密な画像診断(MRICT)と、手術も含めた最適な治療選択が可能です。

 

手術によって改善が期待できるケースも多くあります

症状が進行している場合でも、脊椎専門医による適切な手術によって、痛みやしびれ、運動機能の回復が期待できます。
実績のある医師による治療で、再び快適な生活を取り戻した患者さんも多くいらっしゃいます。

 

「首の違和感」が続くなら、専門病院へご相談を

気になる症状がある方は、一度「脊椎専門病院」での診察を受けてみてください。
症状の原因をはっきりさせることが、安心と回復への第一歩です。

 

ご自身の身体と、これからの生活のために。
「いつもの痛み」こそ、早めの対応が大切です。